心理学部の種類はたくさんある!
心理学といえばカウンセラーのイメージが強い人が多いかもしれませんが、一口に心理学といってもたくさんの種類があります。そもそも心理学は人間の心と身体がどのように影響しあっているのかを科学的に解析している学問なので、研究対象によって大きく分類されています。心理学の分類は5種類あり、知覚や学習、記憶などの人間の心的機能を解析する認知心理学や集団における人間の行動を研究する社会心理学、事件や災害などで心が傷ついてしまった人をカウンセリングしたり心理療法を研究する臨床心理学、人間の一生の中でどのように心が発達して変化していくのかを研究している発達心理学、ドラマなどで目にする機会のある犯罪や犯罪者の心理を解析する犯罪心理学があります。
心理学を学ぶための大学を選ぶコツ
本格的に心理学を学びたいと考えたときに、心理学を学ぶことができる心理学を受験する人が多いですが、実はどの学校でも同じように学べるというわけではありません。心理学は研究対象によって種類があるため、どの心理学を学びたいか、学んだことをどのように活かしたいかを考える必要があります。いくら心理学部といっても幅広い心理学のすべての分野から教員を集めるのが難しいため、大学に在籍している教員がその分野に精通しているかを知る必要があります。したがって、志望校を決める際には心理学部のカリキュラム、特に自分が学びたい専攻があるかを調べたり、在籍している教員の専門をインターネットで調べることをおすすめします。
心理学の大学は、心理学の基礎から応用まで興味に応じて幅広く学べることや、卒業後に役立つ資格が取れるといった魅力があります。